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Shu-Thang Grafix個展「Click & Stroke」

2010年11月27日 Creatorsトーク

個展会場の浦野周平さん

ヤマハ発動機「125ccスクーターの魅力」サイトで、<ダンディー伊達先輩のイケてる125ccスクーター講座>のイラストを描いていただいたShu-Thang Grafixの浦野周平さん個展「Click & Stroke」に行ってきましたよ。

『R25』の「スマートモテリーマン講座」をはじめ、浦野さんのイラストはいろんなところで目にしますよね。70年代アメリカ映画に出てくる癖のある脇役みたいな大人のヒゲ男。イケてると信じてるのに、どっかずれててクスクスッと笑ってしまう。ダサさとクールさの絶妙なさじ加減に「うまいなー」といつも感心してしまいます。

浦野さんキャラのフィギュアずっと聞いてみたかった質問を会場で浦野さんに投げてみました。 このテイストに行き着いたのは何がきっかけだったのでしょう?

返ってきた言葉は「時代を超えたものをやりたくて...」
きっと僕は「どういうこと?」って顔をしていたのでしょう。 つづけて説明してくれました。
「床屋に何年前から張ってあるかわからない ニヒルな顔つきで決めた男性のポスターがあるじゃないですか。」
ああ。そういうことか!
「カッコいい男性モデルの写真なのに、どこかダサくて、今の時代じゃないんじゃないか?と思っても、今でもそういう写真が使われてるし。時代を超えてるなって思ったんです。」
なるほどです。たしかに床屋の男性モデルのポスターは、独特な世界観を持っています。 決めてるのに、どっかダサイ。でもその勘違いしたセンスは、尖った感性を一方的に押しつけられるよりも、親しみやすさがあるんです。そこですね、浦野さんのイラストが求められる要員って。男ってだいたいそういう生き物だったりしますからね(笑)

この個展は28日(日)まで六本木・ギャラリー東京バンブーで開催しています。 また一緒にお仕事ができる企画を通さないと!ですね。

■浦野さんのBlog「Shu-Thang-Grafix」:http://shuthang.exblog.jp/

浦野さんオリジナルグッズ

 

written by TZK:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。

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