Demo

2014年1月 1日

3Dプリンタを試してみた

2013年、実用性と可能性で話題になった3Dプリンター。
アイビーアライズでは、広告グラフィックスやプロダクトデザインで3DCGを利用していることから、2014年の年賀状イメージで3Dプリンター出力したオブジェクトを使ってみることにしました。

●3Dソフト:modo701/出力:東京リスマチック

モデリング

1. データ作成

3Dプリンターに出力するデータは、当然ながら3Dでモデリングされたデータでなければいけません。今回は海外のフリー素材を基にアレンジしてデータを仕上げていきました。
レンダリング用に作られたデータは透明マップやバンプマップが含まれるため3Dプリンター出力用にポリゴンメッシュで作り直します。

レンダリング

2. レンダリングで仕上がり確認

この工程は後から考えると不要でした。ついつい見た目のクオリティ管理の癖で確認してしまいましたが、3Dプリンターにスムージング機能がないため、ポリゴンでの確認がむしろ正確でした。より表面をスムーズにするにはポリゴン数を増やす方法で解決できます。
ちなみに、ポリゴン数が増えたからといって、出力の金額が増える事はないそうです。

3Dプリンター出力

3. 無事出力完了

大きさは6cm程度ですが、それでも細部がよく出ています。2)でポリゴンの話に触れましたが、ポリゴンのエッジもよく出ています(笑)

実物をご覧になりたい方は、事前にお声掛けいただけましたら、お持ちいたします。

3Dプリンター出力

■完成した年賀状イメージ

2014年年賀イメージ