Photoshopのオンライン版「Photoshop Express」[レビュー]
(2008-03-28) by Team


画像を扱う仕事人必須のソフト「Adobe Photoshop」。
プロ仕様の「Photoshop」から機能を絞って低価格化した、入門者向きの「Photoshop Elements」というものがありますが、さらに機能を絞った簡易版ともいうべきWebアプリ「Photoshop Express」のベータ版が公開されました。

<画像:PHOTOSHOP_EXPRESS_Betaの画面>

Flash9がインストールされていれば、ブラウザからPhotoshopが使えちゃう!
と言うとインパクトがありますが、フリーの画像処理ソフトがWebアプリになった、という感じで、ご本家「Photoshop」との違いを云々いうのは違うかなというもの。
できることは明るさ調整、トリミング、赤目補正フィルタ、コピースタンプツール、シャープネス、ソフトフォーカスなど。エフェクトで部分色変換やイラスト調、ゆがみなどがあります。レイヤーと切り抜き系ツールはありません。

もしも出先の事務処理系アプリしか入っていないPCを前に、急に簡単な画像処理をしなくてはならない事態が起きた時(ありますよね?そういうこと)、取り乱さないようにと、まずはユーザー登録。
画像編集の点だけみると弱いのですが、アルバム共有とか、ストレージとして2Gのスペースが使えたりとか、もしもの時にはいいかもしれません。

まずは「Photoshop Express」へアクセスを。

名前、メールアドレス、パスワード、生まれた年、国(USAしかないので、とりあえずUSAで)などを登録して認証が通ると、マイページへと誘導されます。
ではまず、目立つところにあるボタンから、自分のPC上にある画像データをアップロードさせましょう。
アップロードが完了すると、サムネイルで一覧できるアルバムに整理されます。

▼迷わずサムネイルをダブルクリックすると、画像編集モードに切り替わります。 <画像:Photoshop Expressの画面サンプル1>

画像編集モードで使える機能は、画面左のサイドメニューに。

▼メニューにはこんなコマンドが並んでいます。 <画像:Photoshop expressのメニュー>

▼たとえば、トリミングや部分色変換のポップカラーの作業画面はこんな感じ。 <画像:Photoshop Expressのサンプル画面>

▼コピースタンプツールみたいな「タッチアップ」で、簡易的にパーカーのロゴを消すくらいの処理もできます。 <画像:Photoshop Expressのサンプル画面>

画像処理ができるWebアプリは、この「Photoshop Express」だけではなく、「Aviary」など競争が激化しそうな気配です。

written by Hidden:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。


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