「アナと雪の女王」にみるダイバーシティ[レビュー]
(2014-05-06) by TZK


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いやいや、世の中そんなうまくいくものではない、と思っちゃいますよね。ネットでは相手がなぜそういう考えや発言をするかを考える前に、「〜ってなんなの?」「〜ってばかなの?」という言葉が脊髄反射で発せられます。自分にとってどれだけ大切な人かどうかによりますが、自分の特異点を受け入れてもらうために、他人の違いを受け入れて、両者にとって前向きな「ありのまま」を作り上げていけたらいいですね。映画でも「誰だって完璧じゃない♪」って歌ってたもんね。

これだけ世界的な大ヒットになった映画で、決して作品を消費するだけで終わらせないディズニーだからこそ、「アナと雪の女王」で描かれた、ありのままの自分と折り合いを付ける生き方、そして現時点における公約数的なダイバーシティな観点を広く長く伝えていって欲しいなと思いました。


ところで、「アナと雪の女王」よりも前作「塔の上のラプンツェル」の方が好き、というレビューもネットで見かけます。ディズニーのクラシックな王道を現代的な表現で描いた「塔の上のラプンツェル」は、すごく独断的ですがジブリでいえば「ラピュタ」的位置づけなのかなと思いました。「塔の上のラプンツェル」があったからこそ、「アナと雪の女王」というステップにいけたのだろうとも。


■5月11日21:30から、MUSIC ON! TVにて、「アナと雪の女王」特番が再放送されます。 日本語版キャストの神田沙也加、ピエール瀧らが作品の魅力を語ります。

■「Let It Go」の大ヒットが映画館への動員を押し上げているんでしょうね。一緒に歌おうバージョンでの上映は新しい試みです。


written by TZK:アートディレクター

※この記事内容はTZK個人の見解・意見であり、所属する組織の公式見解ではありません

Keywords: アナと雪の女王 Frozen

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Tags: レビュー


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