得意じゃないPink
好きな色ってなんですか？
仕事で作るデザインでは、自分の好みだけで色を決めているワケではないのですが、
色遣いのボキャブラリーから、使いやすい色、得意な色を使う場合は多々あります。
その時々のトレンドカラーを使うことがありますが、
案外、その提案は通らないことも多いです（苦笑）
白地にグレー系、ブルー系というのは、企業サイトでは使いやすい色。
グリーン系もバリエーションが豊富で、濃度差がディスプレイ上で認識しやすいから、
使いやすいですね。
イエローやオレンジは、明るく元気な感じにしたい時に使いますが、
けっこう同じような印象にまとまってしまうことも多いんです。
今だったら、どれもmixiみたいなページになる恐れがあるってことで（笑）
ディスプレイをAppleのCinemaDisplayに変えた時、
オレンジの発色があまりにキレイだから、ついつい多用してしまったことがあるのですが、
他のディスプレイではそれほどキレイな発色でないことに気づいてからは、
注意深くなりました（笑）CinemaDisplayユーザーは、みな一度は陥る罠だよね。
ところで、僕はピンクの使い方が得意ではないんです。
やっぱり男だからでしょうか。
これまで生きてきた中で、積極的にピンクを使ったり選んできた機会が
少なかったからかもしれません。
女性向けのページデザインをする場合、ハーフトーンでまとめるのはいいのですが、
ピンク系でまとめようとすると、自信を持ってコレ！と決められない場合が多いのです。
いざという時にピンクをぽんっと使えるようになったのは、ここ数年です（笑）
数年前、グレー（シルバー）&ピンクがトレンドカラーになった頃から、
ようやっと使い方が少しずつ分かってきたって感じで。
ピンクを品よく巧みに使ってるデザインをみると、心で拍手しちゃいます。
まずは自分でピンクの服や小物を身につけられるようになれば違ってくるでしょうね。
変化を恐れてちゃ、脳が年寄りになる！と思って、先日ピンクのポロシャツを
試着してみたのですが、似合う似合わない以前に、胡散臭くなってました（笑）
これは、キャラクターの問題ですね…。
written by TZK
